MIS.W 公式ブログ

早稲田大学公認、情報系創作サークル「早稲田大学経営情報学会」(MIS.W)の公式ブログです!

MIS.Wについて【アドベントカレンダー3日目】

早稲田の新入生の皆さん、本日はご入学おめでとうございます! 在校生の方、インカレで興味を持っていらっしゃる方も、近々ご入学・ご進級おめでとうございます! MIS.W48代幹事長のtakasumiです。シナリオ班班長も兼任しています。

この記事では新入生向けに、「みすってどんなサークルなの?」ということについて書こうと思います。具体的な活動内容はホームページのABOUTに載っているので、この記事ではどちらかというと、幹事長個人の目線から見た「みすってこんなところだよな」というのを書いていきます。

 


まず、MIS.Wというサークルについて、僕が確実に知っていることをお話ししましょう。 とりあえず一つ言えることは、MIS.Wが創作系のサークルであるということです。毎年早稲田祭コミケといったイベントには、自作ゲームや音楽CD、画集、小説やシナリオの短編集などを出しています。 理工キャンパスに拠点を置いているだけあって、PCに強い人も多いです。具体的には、プログラミングの腕がすごい人、PCで作曲している人、デジタルで絵を描いている人……もちろんアナログ勢も大歓迎ですが。 ついでに言うとオタサーです。ぞいちゃんかわいい。かといって、リア充でうぇいみたいな人が居づらいかというと、そんなことはない(はず)です。未来のことは誰にも分かりませんからね。うん。 学生会館には、専用の部室があります。ここにはたくさんのゲーム(アナログゲーム含む)やマンガ、創作に役立つ資料などがあります。みすの会員は、この部室を好きなときに、自由に使うことができます。 お互いをIRCネーム/Slackネームと呼ばれるハンドルネームで呼び合います。別に本名でもかまわないのですが。TwitterSkypeでの名前を、そのままハンドルネームとして使う人も多いです。 ……とまぁ、こんなところでしょうか。確実に言えるところというと。上に書いたことについては、これからみすがどんなサークルになっていったとしても、変わらずあり続けるんじゃないかと思います。未来のことは誰にも分かりませんけど、ね。

しかし、上記以外のことについては、実は僕にもよく分かりません。 ということを書くと、現役勢やOBの方々には、いやいやそんなことはねーだろ!とつっこみを入れられてしまうかもしれません。でも、とりあえずそういうことにしておきたい。それは、MIS.Wというサークルの可能性を限定しないためです。 MIS.Wというのは、一つの場所です。そしてそこで何をするかはサークル員の自由です。今はチームでゲームを作るのがメインの活動になっていますが、別にゲームじゃなくたって、動画でもアプリでも何でも、好きなものを作ったらいいと思います。MIS.Wは、それが許されるサークルです。 今からみすの活動内容を紹介しますが、これはあくまでこのサークルが今そうであるに過ぎません。新しいことを始めたい、その仲間が欲しいと思ったら、いつだって始めてかまわないんです。

 

活動紹介

現在MIS.Wには、主要な三つの研究会と、いくつかの研究班が存在します。

 

プログラミング研究会

その名の通り、プログラミングをする人たちが集まる研究会です。ゲームの基幹部分であるプログラムを書いたり、アプリを作ったりしています。プログラミングが得意な人しか入ってはいけないのかと思われるかもしれませんが、初心者でも技術を身につける機会が得られるように、勉強会や講座などをしていくみたいですよ!

 

CG研究会

絵を描く人たちが集まる研究会です。CG(Computer Graphics)とありますが、描き方はデジタル・アナログを問いません。ゲームの素材などで、人手が不足しがちなのもこの人たち。自分の絵がゲームの素材やチラシ、MIDI研の音楽CDのジャケット等に使われることもあります。早稲田祭コミケに画集やメイキング集を出したりもしています。

 

MIDI研究会

曲を作っている人たちが集まる研究会です。みすの中では結構にぎやかな印象があります。オーケストラからボーカロイドまで、多彩な楽曲を制作しています。ゲームにBGMを提供したり、早稲田祭コミケ向けに音楽CDを作ったりもしています。初心者や経験者向けの講座を、一番熱心にやっているのもこの研究会かもしれません。

 

Unity研

ゲーム制作エンジン「Unity」を使ってゲームを作ろうとしている人たちが集まる班です。なぜ班なのに「研」というかというと、語呂がいいからだそうです。一年ほど前に生まれた?若い班ではありますが、班員は多く活動も活発な印象。期待の新星です。あとOculus。

 

3DCG班

Unity研と協力して、ゲーム等に用いる3Dモデルの自給自足を目指しています。つい最近、何も勝手が分からないところから人体のモデリングを始めて、既にサークルのマスコットキャラクター「みすちゃん」の3D化に成功しているなど、Unity研同様、これからの活躍が楽しみな班でもあります。

 

web班

みすのHPやサーバーを管理している方々です。みすの陰の支配者とも呼ばれます。web班実質班長兼49代幹事長補佐氏の働きにより、今年からバージョン管理システム進捗管理システム、企画内wikiなどが揃った開発鯖が整備されました。

 

シナリオ班

主に文章を書く人が集まる班です。ゲームにシナリオを提供したり、短編集を作ってコミケなどで発表したりしています。また、定期的に行われる合評会では、お互いの作品に感想や批評を寄せるなどしています。みす勢で好きな本やマンガを紹介しあう読書会も、シナリオ班が主催です。

その他の活動

ざっと名前を挙げられるだけでも、ドット絵班、写真班、TRPG班、ボドゲ班、コスプレ班、動画班などがあります。ただしこれらの半数近くは、現在人員不足で活動を停止中です。興味がある分野があったら、復活させてみたり、新しい班を作ってみてはいかがでしょうか。

さて。研究会や班の説明をしましたが、実はみすの活動の面白いところは、これらの研究会や班のコラボレーションたる「企画」にあります。

 

企画

基本的に、みすで人を集めて行う創作活動は、全て企画と呼ばれます。 企画の流れはいたってシンプルです。何かを「やりたい」という人がいる。そこに人が集まる、あるいはむりやり人を集める。一緒に作る。完成。発表。 今のところ、企画の種類で一番多いのはゲームです。たぶん、プログラミング、CG、MIDIがバランス良く活躍できるのが理由だと思います。でも、ゲーム以外の企画を立ててはいけないなんて決まりはなくて、過去にもコンピレーションアルバムや、コンセプト画集のような企画を立てた人がいました。動画を作りたいだとか、MIDIとシナリオで協力して歌を作りたいという言葉を聞いたこともあります。とにかく、何の企画を立てるかは、サークル員の自由です。 複数人で集まって作るぶん、一人のときには生じない問題(意見の食い違い、人間関係の影響など)が生じますが、その代わり、一人では決して出来ないことが出来るようになります。仲間と一緒に作る楽しさも、大きな魅力でしょう。新入生の皆さんも、みすに入るのであれば、ぜひどこかしらの企画に入ることをおすすめします。入る企画がなければ、自分で立てましょう。良い経験になると思います。

以上、みすの研究会・班と、企画についての説明でした。

 


最後に、ある文書に残っていた、数代上の先輩の言葉を紹介して終わりたいと思います。

ここで僕が伝えたいことは、「居心地のいい場所は自分で作れ」ということです。 「こうしたい/こうすべき」という野心が歓迎される場所。それが、MIS.Wというサークルだと思っています。

僕自身、一年生のころ「こういうゲームを作りたい」と言って企画を立てたりしました。人員不足で活動を休止していたシナリオ班を、一年の冬に復活させたりもしました。とにかく「こうしたい」という強い思いがあれば(そしてそれがよほどの独善でさせなければ)、みすの人たちは、それに応えてくれると思います。

新入生の皆さん。みすに入った暁には、あなたにとってのMIS.Wを見つけていってください。 追記) アドベントカレンダー係のtang君に、班長なんだからシナリオ班関係のことも書いてくれと言われたのですが、さすがに冗長になってしまうので書けませんでした。僕のシナリオ班方面の記事が読みたい方がいたら、前回のアドベントカレンダーの記事を読んでください。

ではでは!