MIS.W 公式ブログ

早稲田大学公認、情報系創作サークル「早稲田大学経営情報学会」(MIS.W)の公式ブログです!

真面目に書きます、DTMの始め方【新歓ブログリレー2017 7日目】

初めまして、51代midi研、4nzuと書いてあんずと読みます。宜しくお願い致します。 今回は!何もボケずに!長々と!!新入生のためになりそうな記事を書かせて頂きます。 メインのターゲットは

『音楽好きだから曲作ってみたいけどDTM(PCでの作曲)ってようわからん…』

的な人たちです。 全体を通して具体的なことよりも漠然としたイメージをお伝えしていくので細かい話は個人的に訊いてください!!

 

ところで、音楽は絵と多くの共通点を持っている気がします。 昔よく感受性を鍛えようと曲を聴いてイメージを絵に起こすことをしていました。 美術部で抽象画だったりデザインを描いたりしてたのでそういう考えが根付いたのかもしれませんが。 そんなこんなでこの記事では各所でDTMの概念を絵に例えて話します。 イメージが浮かびやすくなれば幸いですし、余計わからなくなったらただの自己満です。

最初は基本的な事柄を、先に進むにつれて専門的な話を書いていきます。 私は電子音楽の打ち込み専門ですので、録音環境やら演奏に関する知識はほぼ皆無でございます。 そっち方面のDTMerを目指している方にはがっかりさせてしまうかも。 俺もまだまだ不勉強ですので軽く参考にする程度で読んで頂ければ。

 

【準備するもの】

・必要なもの

PC

↑絵を描くための空間、的な役割でしょうか。 高スペックなほど広々と作品を作れますね。

DAWソフト

↑音を扱うソフトです。 例えるならお絵描きセット、必要なモノは大抵揃ってます。

 

・あると良いもの

オーディオインターフェース

モニターヘッドホン

モニタースピーカー

midiキーボード

プラグイン

サンプルパック

※『あると良いもの』欄の役割は後で説明します。

 

DAWを用意しよう】

PCはほぼ皆さん持っていると仮定して、DTM最初の一歩はDAWを入手することです。 DAW(Digital Audio Workstation)は一般的に、コンピュータを使用した「統合型の音楽楽曲制作ソフトウェア」のことを言う。(ニコニコ大百科より抜粋) 絵で言えばお絵描きセットですね。これがなきゃ始まりません。 で、面倒なのはDAWに様々な種類があること。 無料のものもあれば、有料なものもあり、使える機能・対応するOS・VST規格…いろんな違いがある訳です。

しかし初めてのDAWを買う段階では皆さんDTM初心者、選ぶ為の知識なんてありませんよね。 本サークルMIS.Wで使っている人が多いのは

Studio One                Cubase                  FL Studio

あたりでしょうか。

Studio One は無料で使えるのが大きな特徴で、機能は少し制限されますがDTM導入で用いられることが多いです。

Cubase は国内トップクラスのシェアを誇るDAWです。とりあえずこれを選べば安心。(私が使っているのはこれです。)

FL Studio は使いやすさで有名です。すぐに慣れるとよく言われますが、残念ながら現時点で対応するOSはWindowsのみ。

とまぁ軽い紹介をさせて頂きましたが、結局選ぶのに一番大事なのは先輩や友達など身近にそのDAWについて訊ける人がいるかということ。 動画サイトを漁れば使い方を教えてくれる動画をたくさん見つけられますが、やっぱり人に手取り足取り教えてもらうのが一番早いです。 まだDAWを決めていない人は友達や先輩、出来れば制作ジャンルが近い人が使っているものを選ぶのが妥当なのではないでしょうか。

 

【曲ができるまで】

大雑把に曲が出来るまでの手順を説明します。

DAWを開き、新規プロジェクトを作成。『さぁ曲を作るぞ』

絵の具セット(DAW)を開けて真っ白なキャンバスを用意する段階です。

DAWの音源、他の音源を使いトラックを作成。(打ち込みの行程)『まずピアノパートから作ろうかな』

絵の具セットに入っている絵の具、もしくは自分で買ってきた絵の具で絵を描き始める段階。 トラックは絵でいうレイヤーのような解釈。 ⑶トラックにエフェクトをかける。『ピアノに透明感出したい』

遠景のレイヤーならぼかす、青味をつける、近景のレイヤーなら輪郭をはっきりさせるなど。

⑷トラックを重ねて曲らしくする。(mixの行程)『バイオリンとピアノ、ドラムを合わせて…』

レイヤーを複数用意し、余白を少なくしていきます。

⑸最後に全体的な調整をして完成。(マスタリングの行程)『この部分高音が強いかな?』

色の濃淡が均一になるように調節する。(なるべく全体的に濃くなるように。) ここで作品のダイナミクスが失われるので音楽ジャンルによっては過度な処理をしなくておk。

 

 

【より本格的な曲作りへ】

準備するもの編で出てきた機材、どんな役割なのかを説明しつつ本格的な曲とは、という話をしていきます。

オーディオインターフェース 絵描きで例えるならメガネです。 目が悪い人が絵を描くのは危険ですよね、解像度を上げましょうという根本の問題。 実際はPC内のノイズになり得る乱れた電流を整流し音質を良くします。また楽器を使う場合であれば電源を供給したり演奏時の遅延を無くしたりできます。他にも詳しい事はわかりません!だって俺も持ってないもの!

モニターヘッドホン 絵画はちゃんとした照明設備のもと鑑賞しましょう、サイゼリヤのオレンジっぽい照明で見ては絵そのものの色を楽しめませんよ的な。 音楽鑑賞用のヘッドホンは低音を強くしたり、高音がよく出ていたり、多少なりとも音に加工・調節を行います。 聴き手としては完成された音楽をより楽しめて良いのですが、作り手としてはなるべく原音に近い音で聴く必要があるのです。 お粗末クオリティなのにめちゃくちゃ良いイヤホンで作ってたら「あれ?意外と音良くね?」って勘違いしちゃいますよね。 後で詳しく記述しますが、プロの曲がどのような音なのかモニターヘッドホンで耳に覚えさせるのも大事です。

モニタースピーカー 基本的にはモニターヘッドホンと同じですが、さらに音の立体感や低音の鳴りを確認しやすくこちらも重要です。 特にクラブミュージックにおいて低音の鳴りはとても大事で、曲が良くても低音がスカスカだと拍子抜けしてしまいます。 (私の曲が良い感じに反面教師になります多分。)

midiキーボード キーボードみたいなヤツです。 メロディーを考えるときや、シンセサイザで音を作るときに役立ちます。 演奏目的でなければ2オクターブくらいの小さいキーボードで十分事足りると思います。 作業効率が格段に上がったのでオススメ。

プラグイン 追加パッチみたいなものです。 シンセとエフェクトの主に二種類があり、前者は音源、後者は音の加工ができるパッチです。 音源もエフェクトも一定量DAWにもとから入っていますが、音に満足できないときネット上に落ちていたり売っていたりするプラグインを探してみるといいと思います。 『絵の具セットに元から入っている色じゃ足りない!ピンク色の絵の具を買ってこよう!』てな感じで。

サンプルパック シンセが音を鳴らすための機械であるのに対し、サンプルパックは音そのものです。 wavファイルとして配布、販売されていることが多いです。 実践的な音がすぐに出せるので超オススメです! サークルの人に頼めば有料のサンプルパックも譲って頂けるかもしれませんよ? 『リンゴの絵が上手く描けないなぁ、そうだ、リンゴのシールを買ってきて貼ればいいか』。

 

【最後に】

この項を読んでなんとなく察した方もいると思いますが、『本格的な曲』=『本格的な音』なのです。 (全ての音楽ジャンルに当てはまるかはわかりませんが…) 意外とクオリティの高低を決めるのはメロディよりも音の質なんだなあと感じた一年でした。

モニタリング環境を整え良い音はどんなものなのかを勉強する。 音の作り方を勉強し、時にはお金に頼って、良い音を手に入れる。 良い音を使って曲を作る。

これが真理なのではないでしょうか。 そして曲ができたらSoundCloudなどのSNSにアップロード! ジャンルや曲などその時の流行りに乗っからなくても良い曲を出せば絶対に評価されます。 世の中にはdiggerと呼ばれる方々がおり、常に期待の新人を発掘しているのです。

 

...。 DTMの始め方というタイトルでしたが結構先の話までしてしまいました。長々と申し訳ありません。 なんとなくでもPCでの作曲がどのようなものかイメージ出来たでしょうか? とにかくPCさえあればとりあえず曲は作れるのです。 私も修行中の身、一緒に強いDTMer目指して頑張りましょう! 最後まで読んで頂きありがとうございました。 少しでもこの記事がDTM0年目のあなたのためになれば!!