MIS.W 公式ブログ

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実録!ボカロ企画2017を立てた男たち(ソロ)【カウントダウンカレンダー2017冬2日目】

こんにちは。今年度からついにCG研を名乗ったり名乗らなかったりしています、51代のクランクと申します。去年はお見苦しい記事を書いてしまい、大変失礼いたしました。 今年はその反省を活かしまして、自分が今年立てましたVOCALOID企画「Just ONE」の裏側を書いていこうと思います。実用的な側面も無いとは言えないと思いますので、多分去年ほど見苦しくはならないです。多分。

あの企画長は結局何してたんだよって気になる方はぜひ読んでみてください。きっと企画を立てる自信が湧いてきます。

どんな企画か?

音楽担当・イラスト担当・動画担当の3人(原則)がチームを作り、新作ボカロPVを制作する企画でした。 原則とついているのは兼任可能としたからで、実際にイラストも動画も1人でこなしてしまう凄い企画員もいました。 完成した動画たちは早稲田祭のブースで流し、集まった楽曲たちをCDにまとめて無料配布も行いました。上の画像はそのCDのジャケットです。カッコいい。

企画を立てた意図・動機

単純に去年参加したボカロ企画が面白かったということが、一番最初にあります。ちなみに去年は自分は3チームに参加してそれぞれ動画を作っていたのですが、どうして3つも作れたのか未だに不思議です。間に合ったのは奇跡だ。 しかし、今年も全く同じように企画を立てたのでは単純に自分が面白くない。なので、何か工夫しようと思いました。自分はずっと動画に興味があって、それを軸に創作活動をしてきたため、その視点から企画を立てようとした結果、ボカロPVを重視するという指標ができたのでした。 伊達に去年3つ作ってませんからその経験を活かし、「フル尺の音楽に動画をつける際に2番は1番の繰り返しなのでただのコピペになりがち」で、端的に言って作業していてダレるという点を排除しようと考えました。音ゲー尺(2分~2分半)でボカロ曲を作ってもらい、そこに動画をつける……という、今回の企画の柱が完成したのです。 英弱なので、(曲の)1番だけ→1=ONE, だけ=Just→Just ONEという、直訳ですら無い企画名の付け方でした。企画発表のスライドに冗談半分で載せたつもりが、語呂が良いこともあっていつの間にか正式名称になっていました。

人員募集・企画スタート

去年のボカロ企画の人員状況から見てMIDI研(音楽担当)とCG研(イラスト担当)は特に心配しておらず、やはり一番の心配は動画担当志望がどれくらい来るかでした。去年は3人くらいしかおらず、そのため1人で3つも動画を作ったりしていたのです。今年は凝った動画を出したい、何より他の人が気合い入れて作った動画を見たいという思いがあったので、Aviutlというフリーソフトの使い方を紹介したりして、できるだけ動画担当が増えるように努力しました。したつもりです。 それが功を奏したのかわかりませんが、全8チームが作られて動画担当が1人ずついる、つまり誰もチームを兼任することなく完璧な体制でボカロ企画はスタートすることが出来ました。正直「今年も3つ…いや頑張れば2つに減らせるかな…」みたいな気持ちでいたので、とても嬉しかったです。勝利を確信しました。

早稲田祭まで

一気に時間が飛びますが、つまりこの企画においては企画長の仕事はこれくらいでした、ということです。 去年の企画長にお話を伺って音楽の締切を設定、あるいは定期的な進捗の確認などはしましたが、あとは基本的にチーム次第、お任せとしました。完成した動画だけ早稲田祭で流せばいいし ちなみにサークル会計さんに相談した結果どうやらCDコピーを業者に委託することが許されるらしいとわかり、自分たちでディスクを300枚も焼くという恐ろしい作業から解放されたのは大きかったです。ありがとうございます。 CD注文の関係上、音楽の締切だけは早めに設定しました。それとジャケットのイラストもですね。企画員の皆さんのご協力により、見た目も中身も素晴らしいCDが完成しました。

あとは早稲田祭本番。皆さんもご存知の通り、集まってきたボカロPVを延々とループ再生させ、その横ではコミュ障の企画長と心優しい企画員たちがCDを配ってました。自分は心のなかで涙を流していました。ありがとう。 動画の前で足を止めて見ていってくださった皆様、CDを貰ってくださった皆様、本当にありがとうございました。自分的にはかなり大成功の企画だと思っております。満足です。でも、来年も何かやりたくなってしまいますね。


長文失礼しました。明日はあたふたさんの記事です。乞うご期待!