こんにちは、52代のtettoです。 この頃寒くなってきましたね、11月もいよいよ目前となりました。
そういえば11月といえば3日、4日に早稲田祭があるのをご存知でしょうか。
MIS.Wのブースは16号館の411教室にあるので是非、お立ち寄りください。
さて、MIS.Wでは毎年早稲田祭で創作物を披露しています。 ボカロの曲集や同人誌の配布はもちろんのこと、ゲームの試遊もできます。
そして今年もなんとなんと!
ノベルゲームの体験会を実施します!!!
「え、ノベルゲームって何??」という人も読者の中に入るでしょう。
今回はノベルゲームについて簡単に説明しようと思います。
ノベルゲームとは?
ノベルゲームというのは非常にシンプルなゲームで、
画面に表示される文章をボタンを押して読み進めるだけのゲームです。
文章だけだとスマホの小説と変わりませんが、ノベルゲームにはキャラ絵と音楽が付きます。
どこかでギャルゲーやエロゲー、乙女ゲーといったゲームジャンルを聞いたことはありませんか?
画面にキャラクターが表示されて、選択肢で好感度を上げて攻略するようなシミュレーションゲームです。
恐らく周りにディープなオタクの友達がいたら、聞いたことあるんじゃないかと思います。
そんな感じの、文章を読むゲームだと思ってください。
ただ違う点としては、選択肢がほとんどないということです。
『え、それってゲームなの?』
ごもっともです。ゲームと呼べるかといわれると非常に微妙です。
じゃあなんでゲームってついているのというと、 恐らくですがノベルゲームが誕生した時代にまだパソコンで遊べる娯楽が全然無かったので、
パソコンで遊べる娯楽=ゲーム
とみなされたのかもしれません。
今のゲームを見ると色々なことができて当然ですよね。
クリックしながら文章を読み進める程度のゲームはもはや化石と同類です。
実際年を重ねるごとにノベルゲームの市場は小さくなってきています。 ノベルゲームを買う人が少なくなってきているというのが現状です。
ただ、商業はそうでもインディースのノベルゲームはかなり作られるようになりました。 その理由は、制作の敷居が非常に低いということが挙げられます。
ノベルゲームとは言わば物語の表現手段です。 ゲーム性ではなくストーリー性でプレイヤーを楽しませるのが目的なので、ゲーム好きの人よりも物語を読みたい人が好む傾向にあります。
ノベルゲームの親戚に、小説や漫画、アニメ、映画、劇などがあります。
これらは物語を楽しむことに重きを置いたコンテンツです。
ノベルゲームもまた、プレイヤーに物語を楽しんでもらうことに特化しています。
『じゃあ、ノベルゲームなんか作らないで小説とか漫画とかアニメを作ればいいじゃん』という意見もあると思いますが 実はノベルゲームには他と差別化できるだけのメリットがあります。
そのメリットとは、『技術がなくても低コストで作れる』ことです。
もちろん、小説の方が簡単に物語を表現できますし、漫画が描ける人はそっちの方がいいでしょう。 けれど、文章力のない人は小説を書けませんし、絵をたくさん描けない人は漫画も描けません。
ノベルゲームは色々な創作を混ぜているため、表現の幅を広げられ、また苦手な部分を補えます。
例えば、キャラの正面だけ描けるけど、他の角度から描くのは苦手という人がいたとします。 その人が漫画を描きたいと思った時、描けないのは察しがつきますよね?
漫画では色々な方向からキャラを映し出すことで、動きを作りだすからです。
けれど、ノベルゲームだったらそんな必要はないのです。 なぜなら、演出次第でそんな動きの描写はどうにでもなるからです。
ニコニコ楽しそうにスキップしている少女がいたとします。
スキップしている少女の絵が描けないのであれば、 にっこり笑った立ち絵を横からゆっくり縦振動させながら表示させて、 楽しそうな音楽を流せばニコニコしながらスキップしているのだと伝わりますよね?
他にも、じーっと見つめる描写だったり、叩かれる描写だったりは 絵を拡大させたり、揺らしたりすれば表現が可能ですし、
悲しい場面だったり、楽しい場面だったりというのは場面に合った音楽を流せば済む話です。
技術不足を簡単に補える点でノベルゲームは非常に物語を表現しやすい手段といえます。
それだけではなく、開発環境は無料で配られているので、誰でもタダで始められるというところもメリットです。
以上のメリットからノベルゲームを作る人は今でも結構います。
ゲームとしての面白さはいまいちではありますが、物語としてみれば十分に価値があります。
重要なのは中身です。物語が面白いか面白くないかで完成度を見てください。
さて、先ほど冒頭でノベルゲームの体験会をやるといいました。 ここからは体験会で体験してもらうノベルゲームの簡単な紹介をさせていただきます。
タイトル
今年のノベルゲームのタイトルは
『純情☆スクールデイズ』!!!
非常に癖の強い乙女ギャグノベルとなっております。
あらすじ
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高校2年にもなって彼氏の1人もできない主人公『海子』は、高校進学の際に離れ離れになった幼馴染、『バクチ』のことを思い出しては妄想にふけっていた。 そんなある日ひょんな出来事がきっかけで二人は再会する。
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プレイ時間は約20分なので、試遊会では前半の半分ぐらいを試遊してもらいます。
そしてなんと! 体験会に参加した方には本編が全部収録されたゲームデータも無料配布する予定です!! この機会に是非お越しください~!
ノベルゲームの宣伝ばかりになってしまいましたが、MIS.Wでは他にも素敵な創作物がいっぱいあります。 それらも無料配布してたり、体験会をやってたりするので是非見ていってください。
MIS.Wの早稲田祭用ホームページはこちら event.misw.jp
MIS.Wの公式Twitterはこちら twitter.com
それでは、早稲田祭でお待ちしております! ノシ