MIS.W 公式ブログ

早稲田大学公認、情報系創作サークル「早稲田大学経営情報学会」(MIS.W)の公式ブログです!

企画で大忙しだったお話。【カウントダウンカレンダー2019冬10日目】

どーもみなさんこんにちわ
気付いたらこの1年でアイドルにハマっていました
53代MIDI研のりょーたろーと申します
戦慄かなのはいいぞ

さて、私はこの前の早稲田祭にて"co-writing 2019"という企画を立ち上げて企画長なるものを務めさせていただきました
どういう企画かと申しますと、MIDI研でペアを組んで曲を作り、それらを集めてコンピレーションアルバムを作って早稲田祭で配布する、というものです

今回はこの企画を立ち上げてから、早稲田祭でCD配付するまでに起きた色んなことをまとめて来年以降の反省材料にしておこうと思います



企画を立ち上げるにあたって

そもそも、この企画は前々から案として存在はしていた(らしい)のですけど、最終的に形にはならなかった(らしい)んです
まぁこんだけ「らしい」を連発しているのでお分かりの通り、ほぼ先輩から引き継いだものはなく、私が割と1から計画して作った企画でした


さて、ここからは時系列を追って振り返ってみます
MIS.Wには初夏に「企画発表会」なるものが活動で行われます
簡単に言えば、企画を立ち上げたい人が、自分の企画の概要をプレゼンして人を集める会です
私ももちろんそれに参加し、MIDI研で活動してる人はもちろん、MIDI研での活動を始めてみたい人に広く募集を掛けました

そこで話した企画の目標は2つ
早稲田祭でのコンピレーションアルバムの配付
MIDI研内での技術継承、コミュニケーションの活性化
です

これとは別に裏目標もちゃっかり2つあって、
・新入生の蒸発防止
・部室の空きCD、CDケースの整理
です

私は初心者としてMIDI研に入りました。初心者って言ってもちゃっかり何年かやってたんでしょ~とか言わないでください、大学に入って初めて親にパソコンを買い与えられ、このサークルの新歓であったMIDI研講座で初めて作曲ソフトをダウンロードしたレベルでは初心者でした
新歓期は同じ境遇の初心者仲間が多くいました。互いに頑張ろうなと言いつつ、手探りで曲を作りました
しかし、いざ1年経ってみると、初心者スタートでMIDI研にしっかり残っているのは私くらいなもの、プロ研がメインになっていたり、サークルから蒸発していたり……
そんな状況の中、私は「初心者でもMIDI研として生きていける!」と掲げ、経験者と初心者のペアで作曲してもらうことを考えたのです


企画運営初期

さて、その企画発表会から人を集め(集まったのは23人、何人かの重複も含めて14組のペアを作りました)、各々の作りたい曲などからペア決めをしたのが7月半ば、月末までに作る曲の方向性をペアで話し合わせてGoogleフォームで報告してもらいました

その後、8月末までの進捗を同じように提出してもらいましたが、自分もみんなもちょうど試験期間中なので自然とこの企画のことを忘れていきました……

そんな中私は誰かがドロップアウトした保険も含め、1人とだけペアを組んで制作しておりました、夏休みの間にもちょっとずつ作曲作業は進んでおり、まぁみんなやってくれてるでしょという謎の安心感がありました
ここで懺悔なのですが、なんと夏休みに40回ライブにいきました、企画を忘れて
アイドルオタク、こわい


夏休みをはさんで

さて、夏休みをエンジョイしてしまい進捗管理を完全に忘れていた私、気づいたら私以外のペア以外はほぼ進捗0とのこと……戦慄しました

そっからSlackにかじりつく生活ですよ、DAW(作曲ソフト)に向かう時間より他人に進捗管理してた時間の方が長かった気がする
ここから得られる教訓として、企画員向けのチャットスペースで急かしてもあまり意味はなく、進捗をつつくのには個人的にDMする方が適しているということです
もちろんDMはあまり使わないに越したことはないのですが、全体に呼びかけるだけだとどうしても意識が向かないのは仕方のない事かなぁと……

サークル内向けでこの記事を出した際には数人名前を挙げてしまいましたが、初心者と経験者の壁を無くそうとペアを組んでいたつもりが、経験者の方が蒸発してしまうケースもいくつか出てしまい、私と突貫で曲を作ることになったのですが、ちゃんとしたバックアップを取ってあげられなかったのが心残りです

もちろん、曲を出せなかった人たちもいます
どうか、これにこりずに冬の発表会やコミケのコンピに作品を提出していただきたい、そして、来年以降同じ企画が立ったら、私の負のレガシーを生かして新入生の面倒を見る側に回ってほしい、と思っております。

空白のお仕事

この企画は曲を集めるだけでは終わりません
配付できるCDの形にしなければなりません

ところで皆さん、曲が集まってからCDを配付するまでにどのくらい作業があるか想像して見てください…
・配付する枚数のメドをたて、空のディスクやケースなどを調達する
・空のディスクに音源を入れる(いわゆるCD焼き)
・音源の入ったディスクに盤面イラストを印刷してケースに入れる
・ジャケット用紙を印刷してケースに入れる
・完成したディスクを教室まで運び陳列する
・展開用のポスターを作る
・試聴用のクロスフェード音源や、そのMVを作る
・ブースでお客様に配布する
……etc

ざっと思いついただけでもこれくらいの工程があるわけです
ところで音源が全部提出されたのが早稲田祭の1週間半前…
CD焼きや印刷作業は部室プリンターで出来ますが、その枚数が200枚ともなると1枚1枚焼いていくのにはどうしても時間がかかってしまいます
クロスフェード作成は前日夜に行いました……動画の作成は友人を巻き込んでしまい本当に申し訳ない

この辺りの仕事の見通しの甘さも直前でバタバタした原因だと思います


もちろん、仕方ないこともありました
早稲田祭のブースでモノを配付する企画が多かったため、私の企画では隣のボーカロイド企画に配布をお任せすることになってました(2企画で1つの机を使用するため)
しかし、やってみると思いのほか同時に2つを配付するのが難しい、さらに反対のお隣のMIDI研コンピ企画も人手不足、などなどからこちらの企画でも人員派遣することになりました
しかし、しかし、しかし、前述の教訓から全体に呼びかけるだけでなく直接DMでもブースに入れないかのお願いをしたのはいいものの、今度は逆に急にDMでお願いされたことに戸惑ってしまう人もいたり、どうしても直接お願いする人が偏ってしまいがち(私の親しい人や頼みやすい後輩)になってしまうという問題もあり……

サークルとして企画が増えて活性化した分、兼任していることなどから来る人手不足もあったなぁと感じました

目標振り返りと教訓まとめ

前述の企画の目標は
早稲田祭でのコンピレーションアルバムの配付
MIDI研内での技術継承、コミュニケーションの活性化
③新入生の蒸発防止
④部室の空きCD、CDケースの整理
です


これはなんとか形に出来ました、間に合ってしまったのが良いのか悪いのか…という感じではありますが、おかげさまで200枚以上のCDを刷り、全て配付し切ることができました


これはあくまで個々のペアの中での話なので私が管理出来ていたわけではないのですが、実際に提出された音源や秋の発表会での成果物を聞いて、初心者だった人たちの目覚ましい成長を感じています、そろそろ抜かされそう


今回のCDに新入生が6人提出してくれました
ところで我々53代で秋の発表会に提出していた人数などを考えると立派な人数なのではないかな?と思います
去年、私が初心者あがりの周りの人が気付いたらいなくなってた様子は、今年はあまり見られなかったような気がしています、色眼鏡かもしれないけど


これは頑張りました、今までサークルの部室には謎のディスクが散乱していたのですが、それを整理して分類して再利用しました
ただ、これに時間を取られたのは確かで、朝8時半に部室に登校して22時に追い出される生活を数日送りました


残った教訓として、
・仕事の全容を把握しておくこと
・定期的な進捗管理
が大事だなぁと感じました、ありきたりですが

MIDI研はどうしても個人作業になりがちです
しかも時間の見通しを立てるのが難しいものです
ですが、リミットが限られているものはある程度諦めて完成させることが大事、そこにどの程度介入するのかが企画長の腕の見せ所なんですかね

ですが、自分の企画したCDが他人の手に渡る瞬間の喜びはひとしおです
どれくらいうれしいかというと、どんなに自分が忙しくて他人を振り回しても、それを全て忘れちゃうくらいには、だめだめ


是非、来年以降企画を立てようと思う人は、以上の失敗談を踏まえ、私の屍を乗り越えて行ってください
たのしいよ

ところで、私の推しのグループZOCをよろしくおねがいします
兎凪さやかさんの無事を祈って。