こんにちは、51代逆アルティメットのクランクと申します。
もうすぐ大晦日、そしてお正月ですね。実家のストーブの前でアイスを食べるのが今から楽しみです。
そんな今日このごろですが、僕はまだ年賀状を作っていない、それどころか考えてもいないのでそのせいでデスマする機運が高まっています。
日頃は動画を作りたいぞ作りたいぞと言っていた僕ではありますが、今回は今年習得して感動したGIMPテクニックBEST3を書いていきたいと思います。
これで皆さんもお手軽に年賀状を作れますね。「時間がなかった」なんて言い訳できませんよ。
"去年の自分に教えたい"をコンセプトに選びました。よろしくお願いします。
もし「GIMPのお陰で恋人ができました!」という人がいらっしゃいましたら、ぜひ教えてください。
第3位 『文字の一部を伸ばす』
ロゴなどを作る際、文字の一部が伸びている表現を作りたい……。
そう思ったことが、みなさま一度はおありではないでしょうか。 そんな時にこのテクニック。
なんかそれっぽくなります。
解説
まず文字を用意しましょう。伸ばす部分として直線が多いほうが好ましいです。
曲線を伸ばすと、太さの関係で違和感が出ます。解決法を誰か教えてください。
文字のレイヤーを右クリックし、「テキストをパスに」を選びます。
何も変化が起きないように見えて一瞬焦るのですが、タブを切り替えることでパスが生成されていることがわかります。
あとは伸ばしたい部分(ここでは广の右端)の○印をまとめて選択して、ぐいっと伸ばす。
「パスを選択範囲に」をクリックして、中を塗りつぶした後、なんか突き出てる部分を消す。
ね、簡単でしょ? 言うほど出番がない?知らん、探せ。
第2位 『グラデーション×ポスタリゼーション』
色の帯を作りたい時、ありますよね。
特に似た色合いでだんだん薄くなるなどのデザインにしたい場合、この方法がとても有効だと思います。
解説
お好みのグラデーションを用意します。
「色」メニューから「ポスタリゼーション」を選択。
色の数を決めることが出来ます。255に近づけるほど色が多くなる=なめらかなグラデーションになります。
数字が小さいと間の色が消えていくため、上の画像のような帯状になります。
調整して完成。超オシャレですね(感じ方には個人差があります)。
どんな色にでも適用出来るので、例のように同系色でなく紺とオレンジの組み合わせなんかでやるのもいいかも知れません。
第1位 『黒の部分だけに色を付ける』
これが最も感動しました。今までいじらなかった設定を少し見るだけで、自分がなんと無駄な手間をかけていたのかと気づけます。
細かい理屈は抜きにして、結果的に見た目がいいならオールオッケー。
解説
黒で文字レイヤーを用意しましょう。
ちなみにこの時グレーなどにすると、その分だけ薄くなって色がつきます。
その上に新しくレイヤーを追加し、お好きなグラデーションなりパターンなり、あるいは画像なんかを準備します。
画像にした場合は、写真を切り抜いたような文字が出来上がります。
上のレイヤーの「モード」を開き、「比較(明)」にします。
「スクリーン」などでも似たような効果が得られるので、色々試して最もいい感じのものをフレキシブルに選ぶのがいいと思います。原理知らないし
今回はアドベントカレンダーということで、クリスマス色にしてみました。
こちらのワザを前述のポスタリゼーションと組み合わせると、こんな感じのデザインもできます。
我ながらイケてる。……イケてますよね?
いかがでしたか?
フリーソフトでも結構"それっぽいもの"を作れると知っていただけたでしょうか。
「なんか知らんけどそれっぽくなったわ」を組み合わせると、割りといい感じになると個人的経験からは思っています。
なおこの記事の内容を通して皆様の身に起こったことあるいは起こらなかったことに関して、こちらは一切の責任を負いかねます。ご了承下さい。
それでは皆様、よい優勝を。