MIS.W 公式ブログ

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基幹理工学部の授業(+α)【新歓ブログリレー2016 1日目】

新1年生の皆さんこんにちは、明日からいよいよ入学式が始まりますね、50代プロ研のnekuです。

 

・・・いきなり名乗られても、nekuって何だと思う新入生の方が殆どだと思うので簡単に説明しますと、慣習的に私たちのサークルではお互いをあだ名の様なもので呼び合っていましてそのあだ名が僕ですとnekuになります。本名が気になる物好きな方がいたらぜひサークルの方に来てね(勧誘)

 

今回は新入生に向けた記事という事で、去年の今頃僕が何を知りたかったか、そしてその中で僕が教えられる事は何かについて考えました。

その結果今回は僕が所属している基幹理工学部の授業(+α)について書く事にしました。(他学部の皆さんはごめんなさいm( )m)

 

 

  • 授業ってどんな感じなの?

 

本題ですが基幹理工学部の1年生は学籍番号の下3桁によってクラス分けが行われることは既にご存じでしょうか?

このクラスは僕らの年では1クラス90名程度いて、1年間このクラスで大体の授業を受けることになります。(下の3科目以外は完全にクラスで分けているわけでもないようです)

今回はこのクラスに応じて授業が行われる線形代数微積と物理についてそれぞれのクラスだった50代の人達から話を聞いてきたので参考にしてください。

※数学では先生の変更があるクラスがあるので基幹の他のクラスに移動した先生はその旨を記載して残し、そうでない先生は省略しています。

 

  • 1クラス

微積については教授の教え方は丁寧なので授業をきいていれば大体の場合問題はない 毎回出席していれば加点が入り、持ち込み可の小テストで点数が取れていれば評価も狙えるので、単位数の多いこの授業で稼いでおきたい

線形の授業は証明を中心に行われ、板書量も多い 理解できれば一番だが、解き方さえ確実にしておけば単位は十分に取れる

物理ではパワーポイントを用いペースは早く、内容も難しいので授業についていくのが困難。復習や自習で置いていかれないようにするのが望ましいが、過去問のままの出題も多いので過去問を抑えれば何とかなる場合もある

※線形の先生は2クラスに移動するようです

 

  • 2クラス

微積は直前期に試験の概要を教えてくれる為対策は容易だが、油断していると公式の覚え忘れや計算ミスでごっそり点数が持っていかれるので注意。物理は試験一発勝負で救済は一切ない。例年Fが大量発生しているのでちゃんと勉強しよう。

 

  • 3クラス

個人的には7クラスの中だと1番落単しづらいところだと思う。微積は授業中の演習問題の類題しか出ないのでノートをちゃんととれば高評価を狙える。線形代数は宿題の問題がテストでそのまま出る、ただ宿題の解説は授業中にしかやらないから授業はちゃんと出ること。物理はいわゆる楽単、テストは難しいが救済措置は用意されている。テストで失敗したらあきられず救済メールを送ってみること、評価はどうあれ単位は来る。

線形代数の先生は1クラスに、微積の先生は5クラスに移動のようです。

 

  • 4クラス

線形代数は時々ある演習が出席代わりで、出席と演習の出来が若干加味される。授業中の説明は独特で理解しづらいかもしれない。テストの出題範囲は演習問題の類題であるが、どれも計算量が多く問題数が少ないため厳しい。

物理の先生は見た目が怖いが綺麗な板書と、配布資料、演習問題、確認テスト、レポート等綿密なフォローアップがある先生である。板書は試験対策の心強い助けになるので必ず取ろう。期末試験はレポートの簡略化問題、演習問題の類題が出る。それぞれレポート、演習問題とも一筋縄ではいかない質と量であるが、それらをこなせば確かな力学の知識と高評価が返ってくる。

 

  • 5クラス

物理はマイル4、4の単位確定教授。単位のとりやすさから半分が再履という異常事態。出席はきっちりとる。レポート全部出してテスト受ければ落とさないはず。配られる演習問題とほぼ同じような問題出るからテスト前はそれやればA+が狙える。

 

  • 6クラス

このクラスは特に数学で高評価を狙いやすいです。これは進振りでかなりのアドバンテージになります。(数学の単位数は極めて大きい為)線形代数は問題集をこなした上でテストに臨めば進振りで足を引っ張ることは無いでしょう。微積は授業で何回かある演習回に参加しましょう。ここで出る演習問題がテストの殆どを占めます。なお気をつけて欲しいのが物理でこれだけは単位を落とす人が結構居るようです。課題は面倒でも全て出しましょう。高評価が欲しい人はテストも高得点が必要です。

 

  • 7クラス

7クラは実質全ての授業で出席をとらない、だからテスト1回で成績がきまる。このような環境なので1回も授業に来ない人が最高評価をとったり、全出席でノートを真面目にとっても成績が振るわなかったりと不条理を感じやすいクラスではある。もし君が数学物理が大の得意の理系人間だったら苦労しないがそうでないと辛い。

※線形の先生は移動のようです。

 

以上が50代の人達が去年受けて感じた生の情報です、いかがでしょうか?ただあくまでも去年の情報であって今年もそうとは限らないことには注意してくださいね。後先生の移動情報も何回か確認はしたのですがもしかしたら間違っているかもしれませんので再度自分で確認することをお勧めします。

 

 

 

次に進振りについて少し書こうと思います。進振りは1年次の最後に行われる学科振り分けの事です。1年の最後に自分の学系の学科(例外もありますが超成績優秀じゃないと無理です)から希望する学科を選び、指定された科目でのGPAが良い人から順に希望の学科に割り振られます。(GPAというのはそれぞれの科目の単位数とGPの積の合計を単位数の合計で割ったもので、高校でいう評定平均です)希望を出す前に発表される自分の順位を見て安心したり不安になったり諦めたり人によって様々です。指定された科目というのは僕らの年では1年生の必修科目とA群の成績が良い物4単位分でしたが、これは恐らく2016年度も同じだと思います。

進振りのGPAを上げるにはどうしたらいいかについてですが、どの科目でも良い成績を出せる様に頑張ることです。

 

 

・・・というのは当たり前過ぎるのでこの記事を読んでくれた方の為だけに少しお話しようと思います、特別ですよ?(冗談です)

  • 数学はできる限り高評価を取ろう!

先程も書いたようにGPAというのは、それぞれの科目の単位数とGPの積の合計を単位数の合計で割ったものとなっています。

つまり科目によってGPAへの影響度が変わるということです。授業の単位数は大体が2なのですが実験は3、数学については線形が5、微積は6もあります。こんな科目でもし低い評価だった場合その影響は途轍もない物になります。(実際に数学でGPAを一気に持ってかれた人が周りにも居ます)因みにこれ以外に単位数が2でない科目は英語の1があります(だからこれは捨てても・・・)

 

  • 授業の情報を手に入れよう!

上の授業のレビューを見ると分かると思いますが授業は内容も評価の方法も先生によって様々です。試験も様々で演習問題の類題だから演習問題だけやってればいいとか過去問そのまんまだから過去問あれば余裕とか何てこともあります。そういう時は残念ながら自分の勉強したかよりも情報を持っていたかどうかで成績がわかれることが多いです。なので授業を受けたことのある先輩あるいはそういう繋がりがありそうな友達が居ると良いと思います。因みに上のレビューからも分かるとおりMIS.Wには全クラスの先輩がいるので入るとそういう物の融通も期待できると思います、だからMIS.Wに来てね!(宣伝)

 

  • A群で高評価を取るには?

A群も科目によって高評価の取りやすさにかなり差があります。そしてそれを見極めるのはシラバスからだけではほぼ無理で、先輩や友達からの情報が必要です。

A群は進振りには4単位必要なので後期頑張るという手もありますが出来ることなら前期に取っておきたいだろうと思うので一つだけヒントを出しておきます。(他にも聞きたい場合は直接聞いてくれれば教えます)

実はA群に参入できる科目は理工学部以外の学部にもあります。何処かと言いますとGECです。ここの科目の一部はA群参入が可能です。そしてここの科目は文系の人が受けることも想定されているので理系科目の難易度は理系の人が受けるには優しくなっています。後は・・・分かりますね?

 

 

  • 基幹の副専攻制度って何?どうすれば取れるの?

 

基幹理工学部には特徴的な制度が進級振り分け以外にもあることをご存じでしょうか?それが副専攻制度です。副専攻というのはGECにも全学共通副専攻制度というものがありますがあちらとはまた別物となっています。ここではそちらにはこれ以上は触れませんが、全学共通副専攻制度について気になる方はこの副専攻を履修している先輩がいらっしゃるのでその先輩から詳細を聞くと良いと思います。それでは基幹の副専攻について概要と先生などに聞いた情報などを書きたいと思います。

基幹の副専攻制度は進振りが終った後申請をすることで自分が所属する学科(進振りで決まった学科)以外にも基幹の別の学科をもう一つ専攻できる制度です。この際に選ぶ学科は自身の学系以外の学科も選べ、また要求される成績も進振りで学系外の学科を選ぶ場合より低く気軽ではいかないですが比較的使いやすい制度となっています。ここで選んだ学科は副専攻となり、無事修了することで副専攻の学科の大学院に推薦で入学することなども可能です。

この副専攻制度は仮に修了できなくてもペナルティなどは無いためデメリットはほぼ無いのですが定員が各学科につき10名もなく少ないです。なので人気がある学科だと定員オーバーして必然的にボーダーが上がってしまいます。以前先生に質問したところ副専攻の判定に使われるのも進振りのGPAでこのGPAが2後半もあれば副専攻の資格は十分あるそうです(ただ定員があるから・・・とも言っていましたが)。

必要な成績については正直情報が少なすぎて分からないのですが聞く限りだと人気があるところで3.2で通った人は居ました。取り敢えずやりたいなら申請だけして、幾つかで迷った場合は人気がない方にすれば資格があれば通ると思います。

 

 

 

  • 最後に

 

今回は基幹理工学部の事について色々書かせていただきましたが如何でしたか?新入生の皆さんの役に立ってたら嬉しいです。

最後になりますがMIS.Wは理工キャンパスで活動していること、6限という理系でも授業が入りにくい時間の活動であること、また理系が多いサークルであることから理系の方でも入りやすいサークルとなっています(勿論理系以外も居ます、学部に関係なく大歓迎です!)。創作活動って敷居が高いと感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、大丈夫です、僕もここに入ったときは何も出来ませんでしたし、見に来た動機も話が合う友達が出来そうとかでしたから。どうか身構えたりせずに気軽に見に来ていただければ嬉しいです。

それではこの記事を読んでくれたあなたとブース、あるいは説明会でお会いできることを願いながら文を終わりとさせていただきます。最後までお付き合いいただきありがとうございました、この後も様々な内容の記事が投稿されていきますので是非見に来てくださいね。