MIS.W 公式ブログ

早稲田大学公認、情報系創作サークル「早稲田大学経営情報学会」(MIS.W)の公式ブログです!

DOTweenを始めよう [AdventCalendar1日目]

企画者で一番槍、minminです。

今回はUnityのTweenプラグインDOTweenを紹介します。

なにができるの?

  • 移動のTween(アニメ)の作成
  • Tweenのシーケンスの作成

 

他のTweenプラグインとの違いは?

はじめかた

公式のチュートリアル

http://dotween.demigiant.com/getstarted.php

を参照していく。

  1. ここから最新版のzipをダウンロード
  2. 解凍し、出てきたフォルダごとassetsに放り込む
  3. メニューに「Tools」が出てくるので、「DOTween Setup」
  4. コードの中で使いたいときは using DG.Tweening をする。

ためしてみる

こんなスクリプトを好きなオブジェクトにつけて実行してみる。

すると、一秒かけて(1,2,3)という座標に移動します。

このように

transform.DOMove(vector3形式の座標,移動するのにかかる時間);

とすれば、簡単に移動するTweenが作れます。

類似する関数としてDOMoveXやDOMoveYなどの関数もあります。

便利そうなTween

DOShakePosition(float duration, float/Vector3 strength, int vibrato, float randomness, boolsnapping);

positionを振動させるTweenです。Tweenを使わずに書くと、大変面倒ですがDOTweenなら1行で実装できます。

類似する関数として、DOShakeRotation(); DOShakeScale();などで角度や大きさが振動するTweenも簡単に作れます。

Sequence

目玉機能の一つとしてSequence機能があります。

詳しい導入は公式のチュートリアルを参照してください。

細かい設定無しに連続した動きやループ作れるため、便利です。

他の関数について

公式のドキュメントには、transformだけでなくrigitbodyやmaterial、sprite renderer,cameraにも多くの便利なTweenが用意されています。フェードアウトなども簡単に実装が可能です。

欠点

  • 現在アルファ版のため、関数の仕様が変更されることがある

ぐらいでしょうか。

まだまだ未知数のTweenプラグインですので、ぜひ使ってみてください。