49代のpokkyです。
さて、今回の記事のテーマは、マイナーゲームです。
KOMPLETE10は星になった。
今回で三回目のアドベントカレンダー企画、実はゲームサークルなのにゲームを紹介する記事って今まで一つも無かったんですね。
ゲームサークルの企画なのに、オススメのゲームのひとつも紹介しないのはどうなの?と思いまして、自分が先陣を切ることにしました。
丁度一週間前の記事で、hibino先輩が同人ゲームについて紹介してるという指摘を受けました。
この記事は先陣どころか、二番煎じでした。虚偽の記載があったこと、お詫び申し上げます。
オススメのゲームといっても、ただ「これ超面白いよ!!」って言って有名ゲームを取り上げても面白くないので、敢えて「こんなに面白いのに、何でこんなに知名度の低いの!」という感じのゲームを紹介します。
でも、ホントにマイナーなゲームを勧めても、パッケージから漂う地雷臭がスゴイもの(昆虫ウォーズとかコロぱたとか怪盗ルソーとか)だと、せっかく紹介しても誰も買ってくれなさそうですし、正直言うと「あ!ワタシそのゲーム知ってます!面白いですよね!」みたいな反応が欲しいので、マイナーゲー界の中では比較的売れたゲームをチョイスしてます。ホントにマイナーなゲームをお探しの方は別のサイトへ
今MISW内でモンハンクロスがブームになっているので、お手持ちの3DSで遊べるように、今回はハードをDSに絞って厳選することにします。もし、この記事を見て面白そうだと思ったゲームが見つかったら、せっかく明日から冬休みなんですし、中古探して買ってみてください。
さて、今回はゲームを5つ紹介していこうと思います。 色んな人の趣味に合うように、ジャンルも年齢層も全てバラバラにしてますので、どれか一つは気に入っていただけると思います(思いたい)
- アニメのようなストーリーが好きな貴方! ケモノが好きな貴方!カードバトル系が好きな貴方にオススメ!
最初に紹介するのは、「ドラゴンテイマー サウンドスピリット」です。
現在サークル内で勢力を伸ばしている「ケモノ研究会」の皆さんにオススメのゲームですね。
このゲーム、パッケージからして子供向け臭がスゴイですが、なんと鬱ストーリーです。
負けたら廃人同然になるという闇デュエルに子供たちが無理矢理巻き込まれる序盤からして、小学生が見るストーリーじゃありません。
人が死ぬ戦争も普通にやってるし、終盤の某人物の破滅願望の黒さと言ったら……
そんな悲惨な状況でも、常に明るい主人公たちが残酷な運命に立ち向かっていく……という、少年誌にありそうな王道ストーリーです。
昔、デジモンなどのこういう系のアニメに熱狂した人も、この記事を見ている中に居るんじゃないですかね?そういうタイプの人には、是非オススメしたいストーリーになっています。
ストーリーだけでなく、ゲームの内容についても紹介していこうと思います。
ジャンルはRPGですが、使役するドラゴンの攻撃方法が「ダメージがほぼ固定の通常攻撃」と「ドラゴン固有のスキル攻撃」ぐらいなので、どちらかというとカードバトル系に近いです。
「ドラゴン固有のスキル攻撃」や「ドラゴンの属性の効果」の使い所で、戦況が大きく左右されるので、レベルを上げて物理で殴るのではなく、きちんと戦略を立てて自分流の勝ちパターンを構築する事が必要となります。これが結構難しい。
敵も様々なエゲツナイ戦法を使ってきますから、ワンパターンな戦略だと普通に行き詰まります。しかもこのゲーム、マイナーすぎて攻略サイトが一つしか無いので、自分で必勝法を考えていかないといけないんですねぇ……。まあ、それが楽しいんですけども。
ちゃんとやりごたえのある難易度になっていますし、クリア後のやりこみもかなり充実しています!!出てくるドラゴンも可愛いです!!
純粋にマイナー作品としてはトップクラスの面白さを持っている作品なので、少しでも気になってきたらポチってみてください。マイナーだから安いですよ!!
- 推理が好きな貴方!!裁判に興味がある貴方!!文字を読むゲームがやりたい貴方にオススメ!!
次に紹介するのは「有罪×無罪」です。 知る人ぞ知る推理ゲームの傑作です。 パッケージから分かる通り、このゲームは「裁判員裁判」がテーマになっています。 DSの裁判員ゲームといえば、Simple2000シリーズの「THE 裁判員」が有名ですが、もう最初から有罪か無罪か分かっているアッチと違い、このゲームは「被告人が本当に有罪なのか、自分で見極める必要」があります。 ちゃんと見極めないと、無罪の人間を刑務所に入れることになったり、犯罪者を野放しにしたりすることになってしまうんですから、責任重大ですね。 このゲームは、元検事総長が監修しているので、実際の裁判をかなり忠実に再現しています。人定質問や冒頭陳述、論告や判決の理由までキッチリ文章で表示されます。あまりにも実際の裁判を再現しているので、本当に裁判員をやっているかのような気分にさせてくれます。 公判が終了した後は、他の裁判員たちと密室に移動して、そこで「評議」を行います。 この評議の中で、真実を見つけ出すのがプレイヤーの仕事になります。 このゲーム、はっきり言って公判だけだと真実が分かりません。非常にストーリーがよく練られているので、弁護側・検察側の言い分がどっちも正しいように聞こえてしまいます。 なので、他の裁判員と一緒に協力しながら証拠や証言を洗い直す必要があるのです。 しかし、一緒に真実を見つけることになる裁判員の仲間たちなのですが……全員かなり濃いキャラです。 如何にも育ちが良さそうなエリートから、お昼のニュースを完全に鵜呑みにしている主婦、テキトーにしか考えてないトラックの運ちゃん、敬語が出来ない系女子など…… 「ああ、世の中には色んな人間が居るなぁ」と思い知らされます。まあ、無作為に選ばれる実際の裁判員裁判もこんな感じになるのでしょうから、ここもうまく再現されていると言えます。 そんなキャラの濃い皆様と追い求めていく真実なのですが、かなり衝撃的なものになっています。 本作品は全4話なのですが、どの事件も「え!?こんな真相が隠されてたの!?」とこちらの予想上回る展開に驚かされます。 特に、最終話のラストはとても衝撃的で、現在でもその完成度は評価され続けています。 この作品は、とにかく実際の裁判員裁判を体験するには最高の作品となっています。推理やサスペンスが好きな貴方、是非購入してみては?
- ロボットが好きな貴方!!巨大メカを動かしたい貴方!!男の子成分に惹かれる貴方にオススメ!!
次に紹介するのは「超操縦メカMG」です。 「オススメなマイナーゲー教えて」的な話題になると、高確率で上げられるくらい根強い人気があるゲームなので、名前だけは聞いた事がある人もいるのではないでしょうか。 タイトルの通り、ロボを操作して敵ロボをぶん殴る、わっかりやすいタイプのアクションゲームです。 このゲームの良さは、なんといっても「ロボ」です。いや、「MG」です。 巨大ロボは男の子の憧れ!!ロマン!!夢!!ですよね!! このゲームは、そんな夢の詰まった巨大ロボのバリエーションがとにかく豊富です。 よくある「色違いの上位互換」も確かに存在しているのですが、このゲームはそれを無視してもとにかく沢山のロボが居ます。しかも、どのロボも操作方法が独特で、操縦機体をコロコロ変えれば、操縦に飽きが来ることもありません!! いくつかのロボはスーパーカーに変形して、そのままカーレースに参加することも出来るぞ!!すごい!!! いくつかのロボは自爆爆弾から核爆弾まで扱う事が出来るぞ!!!スゴイ!!!!! いくつかのロボは昆虫やゴリラに変形して、中にはライオンに変形するロマン機体もあるぞ!!!!!
SUGOI!!!!!! とにかく、巨大ロボに関する男の子要素は全て網羅しているんじゃないかってくらい男の子の夢の詰まった作品です。 童心に立ち返りたい男の子の皆さんは、是非購入しましょう。ロボ、カッコイイですよ。
- ジュブナイルが好きな貴方!!暗い雰囲気の学園モノが好きな貴方!!ちょっと厨二な貴方にオススメ!!
次に紹介するのは「ルクス・ペイン」です。
「ルクス・ペイン」で検索すると、「ルクスペイン クソゲー」が検索予測に現れます。は?なんで?
パッケージから分かると思いますが、深夜アニメでよくあるような世界観です。しかも学園モノ。
なんと、OPが「残酷な天使のテーゼ」で有名な高橋洋子さん歌唱という気合の入れよう。しかし売上は爆死
ゲーム自体は、ミニゲームが定期的に混じってくるADVです。
ストーリーは、特殊能力を持った特殊機関の主人公が「如月市」に潜入し、特殊能力を駆使して人々の心の闇を駆逐する……というもの。あぁ、厨二要素しか無い。
このゲームのおすすめポイントは「雰囲気」ですかね。
正直、ミニゲーム自体は褒められる楽しさではないですが、代わりに、素晴らしい挿絵が充実していて、学園厨二ストーリーと相まって、いい感じに世界観に溶け込ませてくれます。
世界に暗躍する特殊機関とか、右手に宿る能力とか、ツインテールゴスロリ妹キャラとか…………いやぁ、厨二心をくすぐりますね。
こういう世界観が好きな人は、購入を検討しては?
- 死にゲーがやりたい貴方……精神を擦り減らす程没入したい貴方……ゲームに集中のみを求めている貴方へオススメ
最後に紹介するのは「超執刀カドゥケウス」です。 パッケージの左上を見てみると「ATLUS」の文字が。そう、高難易度で定評のある、あの「アトラス」の文字が。 このゲームは、表向きは「突然発生した謎の奇病に、メスを持って戦う」という、王道の医療シミュレーションゲームなのですが…… このゲームの真の正体は「手術という名の、鬼畜難易度アクション」なのです。 主人公たちが行う手術では、心臓内を動き回る寄生虫をメスで切り裂いたり、腫瘍に薬物を注入して取り除いたりすることだけが目的のものなのですが……まあ、ATLUSがそんな簡単な手術をさせてくれる訳がありません。 この奇病「下手に切ると心臓を切り裂きまくったり」「切る手順を誤ると毒素を振り撒きながら増殖したり」終いには「メスを腐らせる糸を飛ばしたり」してきます。。そんな病気、発症した段階で死ぬんじゃないのかな…… 早稲田大学には医学部が無いので、どうやったらこんな病気を作れるのか分かりませんが、そういう病気と闘うことになります。 この手術、とにかく判定やタイミングがシビアで、しかも患者の体力がすぐ限界を迎えてしまうので、とにかくゲームオーバーになります。ホントにゲームオーバーばっかりです。そうやって何度も何度も手術失敗を繰り返して、手術のコツを掴んでいくゲームなのです。 ここまで書けば気づく人も居るでしょうが、このゲームは、もはや「手術を模した死にゲー」です。 正直、あまりの難易度なので簡単にこのゲームを勧めるのは躊躇われるですが、この記事を読んでる方の中には死にゲー好きの方も居るだろうと思い、紹介しました。 何度も言いますけど、ホントに難しいですよ。EDを迎えるのも至難の業なのに、クリア後に解禁される「Xステージ」と言ったら……(吐血) 難易度は確かに高いゲームですが、それだけにクリアした時の達成感は格別です。これぞ、死にゲーの醍醐味ですね。 ゲームの腕と集中力に自信がある方は、是非このゲームをポチって挑戦してみてください!!やりごたえ、ありますよ!!
余談ですが、このゲーム、日本ではそこまで売れていなかったのですが、海外ではバカ売れしたそうで、ゲーム関連の賞もいくつか受賞しています。 このゲームについて調べてみると「何でこのシリーズこんなに続編出てるの??」と疑問に思う方も居るでしょうが、それは海外でのヒットしたからなんですねぁ。いやぁ、ゲームって何が売れるのかつくづく分からないものです。 さて、ここまでで5つ、知名度が低いながらも陰で評価をされているマイナーゲー達を紹介しました。 今この記事を読んでいる皆さんの心を惹くようなゲームはありましたでしょうか?? 早稲田大学の皆さんは明日から冬休みな訳ですが、この冬休みの間、モンハンのようなメジャーな作品だけでなく、たまにはこういうマイナーゲームに触れてみるのもまた面白いと思いますよ。
P.S. みずいろブラッド買い戻したい