こんにちは 55代CG研のあさのもめんです。 僕は主に3DCGで創作しています。今回僕が紹介するのは図面の魅力です。
ことの発端
blenderの機能にはワイヤーフレームという機能があります。
この機能では面が表示されず、線のみが透けて見えます。 ことの発端はこの機能を使いながら飛行船を制作していた時のことです。
「もしかしてこれ...設計図っぽくないか!?」
そう思った僕はワイヤーフレームを出力する方法を思いつき、図面として作品にしようと画策しました!
図面っぽいなにか
これは蒸気時代の機構をイメージした空想のエンジンです。これをblenderでモデリングして線画として出力しました。 謎の機構や配管の様子が見えるのはなんだかロマンを感じますね。
これは昔画集のために制作した飛行船です。線画出力を思いついてから過去作も線画にしたらいいのではということで線画にしてみました。3DCGは作ったものを再度利用するのが簡単なので過去作のリメイクということが可能です。
これはMIS.Wが早稲田祭にて出店した画集のものです。 アニマルモチーフの飛行船をデザインし、その線画を抽出したものです。他のものに比べ曲線とそこに線が密集している様子がとてもロマンを感じます。
ブループリントというのをググろう
ブループリントというジャンル(ジャンルなのかな)があります。今言った図面のようなものが書いてあるのがブループリントです。著作権が怖いので載せませんが、興味があれば「ブループリント 車」で検索してみてはいかがでしょうか。
出力した図面をよりそれっぽく
線画を出力したらそれを使って更なるロマンを追い求めましょう。
全体の線画や一部分の線画を配置し、その間にグラフや意味ありげな文字を書くことによって怪しげな雰囲気と何か秘密があるのかと感じさせます。得体のしれないところにロマンを感じませんか? この作品ではさらにインクの色や紙の白を経年劣化したような色合いにすることで古代文明のオーバーテクノロジーのような、SFのにおいを感じさせます。
ここまできたら
ここまで来たらあなたも図面ヲタクになるしかまりません。今すぐ機械やガジェット、推しの武器まで好きなものをモデリングし線画にしましょう。そしてあなただけのオリジナル設計図(っぽいもの)を作り家に飾りましょう。
ここまで見てくださりありがとうございます。 明日の記事は55代さしみこんにゃくさんです。