改めて自己紹介
ほわいと と申します。56代です。Ultimate研らしいです。
プログラミング、お絵描き、作詞作曲、動画編集、小説・漫画執筆など色々できます。歌うのも好きです。たこ焼きも作れます。
アホ毛ボブが大好物です。
本題
さて、皆さんは体癖論というものをご存じでしょうか。
体癖(たいへき)とは、野口整体の創始者である野口晴哉がまとめ上げた、人間の感受性の癖を表す概念。身体の重心の偏り・腰椎のゆがみと個人の生理的・心理的感受性(体質、体型、性格、行動規範、価値観など)が相互に作用していることを野口は診療から見出し、その傾向を12種類(10+2種類)に分類した。
Wikipediaより
だそうです。
うーん、ちょっとよく分からないですよね。
ざっくりいうと人間の性格を分類しようっていうことです。
血液型占いの生まれつきで決まってないバージョンみたいなものですかね。
ただ血液型占いと違うのは、性格に加えて体の特徴や動き・しぐさの癖なども対応しているという点です。なので性格からだけでなく、体の特徴や動きの癖から体癖を判断することもできます。
あと血液型は4種類ですが、体癖は10種類もあります。(正確にはあともう2つあるらしいですが、長くなるので割愛します)しかもこの10種類のうち3つが組み合わさって一人の人間ができていると考えるのが体癖論の考え方です。
まあ実際に見ていった方が分かりやすいかと思うので1つずつ見ていきましょう。あなたやあなたの友人はどれに当てはまるでしょうか?
※なるべく簡潔に説明したつもりがめちゃめちゃ長くなってしまったので時間のある時にゆっくり読んでください。
真面目な優等生、1種
以下に当てはまる人は1種体癖だと思われます。
・頭が切れる頭脳派タイプ
・知識を増やすこと、考えることに喜びを感じる
・物事を俯瞰して見ることができる
・上下関係を重んじる
・上に立って人に指示するのが好き
・眠れないと不安になる
ざっくりいうと真面目な優等生。大学教授や弁護士など社会的地位が高い職業は1種の人が多いらしいです。あと空想が好きなので小説家なんかも1種の人には向いているとか。
さて、体癖論はこうした性格に加え、体の特徴や動きの癖も対応していると言いましたね。
1種の人は大脳が発達しているので、面長でおでこが広い人が多いそうです。あと首が長いか太い。それから驚いたりハッとしたりすると体が上にピーンと伸びるらしいです。
陰の典型(?)、2種
以下に当てはまる人は2種体癖だと思われます。
・表面上は真面目、世のため人のために行動できる
・裏では妄想好き
・サブカルが好き
・自分を出すのが恥ずかしく、周りに合わせがち
・人にどう見られているかに敏感
・保守的で伝統を重んじる
2種はルールをしっかり守れる人です。マニュアル通りに動くのが得意で仕事が正確なのでサラリーマンに向いているらしいです。官僚にも2種的感覚が必要だとか。
ただ2種は現実世界で自分を出すことができないので、代わりにアニメやゲームの中で自分を発散します。物語世界の中に自分を投影するのが得意なのも2種です。MIS.Wの人は2種が多そう。実際僕も2種は入ってると思います。新海誠さんの作品は2種的要素が強いらしいし、ヨルシカさんのMVの世界観も2種っぽいそうなので、これらに惹かれる方は2種なのかもしれません。
体の特徴ですが、1種と似ていて面長でおでこが広く、知的で頭が良さそうに見えます。上を向いて考えるのが1種で、下を向いて考えるのが2種。それから天然パーマの人が多いとか。ストレスが胃に溜まりやすく、胃潰瘍などの胃の病気になりやすかったり、緊張すると胃が痛くなったりするらしいです。
閑話
体癖論には「気の流れ」の考え方があります。気というのはまぁ、エネルギーみたいなものだと思ってください。で、例えば1種は体の中心から下に向かって気が流れ、2種は体の上から中心に向かって気が流れているそうです。このように1種と2種はどちらも上から下に気が流れるので、まとめて「上下型」と呼ばれてたりします。
ただこれも紹介しているとめちゃめちゃ長くなるので、とりあえず基本、奇数体癖は気を外に発散していて、偶数体癖は気が体の内側に流れ込んでいると覚えておいてください。(基本と書いたのは9種と10種だけ逆だからです)
なので偶数体癖はエネルギーが欠乏しやすく、その結果承認欲求が強くなりやすいらしいです。奇数体癖の人は外向的で存在感があり、はっきりとした自分を持っていることが多いです。
陽の典型、3種
以下に当てはまる人は3種体癖だと思われます。
・明るいムードメーカー
・理性より感情を優先し、好き嫌いで動く
・感情表現が豊かで、ジェスチャーをよく使う
・自分が好き
・食べるのが好き
・流行に敏感
いわゆる陽キャと呼ばれる人種にはまず間違いなく3種が入っているでしょう。女子力が高い人も3種が強いらしい。1、2種とは違って上下関係が苦手で、逆に横のつながりを大切にします。思考や計算が苦手なので理系にはあまりいないのもうなずけます。
体の特徴として、腰椎2番というおへそのちょっと上にある骨を中心に運動が起こりやすいらしく、この腰椎2番は左右に体を倒す時に動きやすいので、3種は首を傾げたりなど左右の動作が多くなりやすいです。あとよく食べるのでぽっちゃりな人が多いとか。
謙虚な気遣い上手、4種
以下に当てはまる人は4種体癖だと思われます。
・表は優しく謙虚で、周りを気遣える癒し系
・裏ではメンヘラ、急に泣き出したり怒ったりする
・引き込まれるような魅力を持つ
・話すより聞き役に回ることが多い
・みんなが楽しんでくれることが自分にとっての喜び
・とにかく相手に共感してほしい
4種の人は3種と違って感情をあまり表に出しません。ですが相手にはちゃんと汲み取って、共感してほしいと思っています。人に合わせるのが得意ですが、あまりにも長い間自分を殺しているといずれ爆発してメンヘラになってしまいます。
3種と4種はお互いの体癖要素に憧れる傾向があります。4種は3種の華やかさとか明るさ、屈託のなさ、自分の感情をはっきり表せるところなどを羨ましいと思うし、3種は4種のおしとやかなところとか、気配りができるところに憧れます。
よく食べる3種とは真逆で胃腸が弱いらしいです。それゆえ華奢な人が多いです。あと3種は左に重心が偏っていて左の靴がすり減りやすく、4種は逆に右に重心が寄っているらしいです。3種と4種は右から左に気が流れるので「左右型」と呼ばれています。
閑話2
これが何の役に立つのかと思う人もいるでしょう。実は結構役に立ちます。
まず自分の体癖を知ることで、自分の知らなかった自分が見えてきます。それから友達の体癖を推測するのも楽しいですし、推測できたらどのように接してあげればより良い関係になるかも見えてきます。体癖に相性はある程度はありますが、合わない体癖同士でも接し方を知ることで良い関係に持っていけるでしょう。
好きな人がいるなら、その人の体癖を推測してどうやってアタックするかを考えることもできます。僕にはいませんが
あとアニメやマンガで好きなキャラ(推し)がいたら、「このキャラは何種かな...?」と考えてみるのもいいかもしれませんね。
損得で動くビジネスマン、5種
以下に当てはまる人は5種体癖だと思われます。
・利害に敏感で合理的、常に損得を重視して行動する
・情報収集が好きで、得た情報をすぐに生かせる
・人に何かを勧めるのが上手い
・顔が広くコネがたくさんある
・マルチタスクが得意
・予定が詰まっている方が好き
合理的で効率重視、さらに情報収集と宣伝が上手く、失敗しても気にしない5種は起業や投資に向いています。ブロガーやYoutuberなんかもありです。3種と同様に社交性が高いコミュ強ですが、3種とは違って相手に合わせた口調や話題、ノリで話すことができます。流行にも敏感で、常に新しいものを開拓しようとします。
5種はモデルのような体形になりやすいです。手足が長くて胴が短く、肩幅が広くて胸板は厚く、さらにお腹が小さい逆三角形の体形をしています。さらに呼吸器が活発で、疲れにくく長時間動き回れます。
変幻自在の変わり者、6種
以下に当てはまる人は6種体癖だと思われます。
・マイペース、ルールなどに縛られるのが苦手
・朝なかなか起きられない
・平和主義で、他人の意見に対しあまり反発しない
・変幻自在で誰とでも仲良くなれる、世渡り上手
・神秘的、スピリチュアルなものに惹かれる
・「変わってるね」とよく言われる
6種は5種とは反対に呼吸器が弱いため、なるべくエネルギーを節約して生活します。社会全体のバランスを見極めるのが得意で、マイノリティを率先して擁護したり、あえて悪役に回ることもあります。偶数体癖の共通点として、普段周りに合わせて出せていないエネルギーがふとした時に爆発するので、非日常のイベントになると急に元気になります。また霊的なものが降りやすくカリスマ性があります。
6種は縛られるのが嫌いなのでセンスを生かせる自由業が向いています。またカリスマ性があるのでアーティストや芸能人には6種が多いです。
6種は先述の通り呼吸器が弱いので喘息や肺炎などの病気になりやすいです。見た目で言うと顎が細かったりしゃくれている人が多いらしい。それから普段ジョジョ立ちのような立ち方をするらしいです(ほんとか...?)。
5種と6種は前から後ろに気が流れるので「前後型」と呼ばれています。3種、4種は左右の動きが多いですが、5種、6種は前後の動きが多いです。
閑話3
普通の人が体癖論を知っていると得られるメリットは前の閑話で書きましたが、小説を書く人間が体癖論を知っているとさらにメリットがあります。
ズバリ小説を書くときに登場人物の体癖まで設定しておくと、よりその人物像や、他のキャラとの人間関係、さらには小説世界全体の解像度が上がるんです。
体癖を決めると性格だけでなく仕草まで勝手に決まるので、「このセリフはこういう動作をしながら言ってそうだな...」というのが浮かんでくるんですね。
おそらくキャラを作る時は性格がすでに決まってると思うので、そこから体癖を決めて、そうすることでしぐさの癖も決まるといった感じです。
まあ僕が体癖論を知ったのは割と最近で、小説に取り入れようと思ったのはノベルゲーム企画が初めてなんですけどね。
とにかく熱血、7種
以下に当てはまる人は7種体癖だと思われます。
・血気盛んで喧嘩っ早い、競争が好き
・すぐカッとなる
・プライドが高い
・正義感が強い
・リーダーシップがある
・度胸があり、プレッシャーに強い
スポ根ものの主人公はだいたい7種ですね。あれこれ考えるよりまず行動に移す猪突猛進タイプ。2位では満足せず1位になりたがります。先輩や上司からの命令は嫌いですが、弱い立場の人間からお願いされると素直に従います。それから恋愛では好きになった相手にちょっかいをかけたり、からかったりします。
7種は腰をねじる動きをよくします。腰をねじると半身になって戦う体勢になるのでこれが喧嘩っ早さに結びついているとされています。また泌尿器が活発で、お酒に強い人が多いです。あと声が大きい、鼻息が荒い、いびきがうるさい、寝相が悪いなどの特徴があります。
ツンデレの典型、8種
以下に当てはまる人は8種体癖だと思われます。
・負けず嫌いだが表には出さず、ひそかに対抗心を燃やす
・「こうしなさい」 と言われると逆をしたくなる
・人と同じことをしたくなく、たとえそれが茨の道でも突き進む
・忍耐力があり、失敗してもへこたれない
・頑固で、自分の意見を貫き通す
・自分を大きく見せようとする
8種はいわゆるツンデレです。特に寂しがり屋のくせに「寂しい」と言えません。天邪鬼で、「無理だからやめといた方がいいよ」と言われると「やってやろうじゃない」となります。これを利用して、8種の人には「これお願いしたいんだけど、流石の○○さんでもこれは厳しいよね?」と頼めば「ナメないでよ!」と引き受けてくれます。8種は7種と同じく負けず嫌いですが、7種がナンバーワンになりたがるのに対し、8種はオンリーワンになりたがります。またガンガン攻める7種と違って、一旦引くことができる冷静さを持っています。 弱者を守ることに喜びを感じるので警察官や介護、福祉関係の職業に向いています。
8種は体がむくみやすく、目つきが厳しい人が多いらしいです。すぐ腕や足を組む。あと声質が良くリズム感もあるので歌手にも向いています。
7種と8種は体の斜め右後ろから斜め左前に気が流れ、「ねじれ型」と呼ばれています。体をねじる動きをすることが多いです。
閑話4
ここまで読んで体癖論に興味が湧いてきた!もっと知りたい!という方は、 こちらのサイトを読んでみると詳しく書いています。っていうかこの記事自体このサイトを参考にしてます。
他にも「体癖論」でググると色んなサイトが出てくるので、良かったら調べてみてください。
両極端なクリエイター、9種
以下に当てはまる人は9種体癖だと思われます。
・クリエイティブで、自分の世界にのめりこみがち
・完璧主義
・孤独が気にならず、心を許せる人が少数いれば十分
・愛情が深く、重い
・一度集中したら時間が経つのを忘れて作業できる
・普段は無口なのに興味のあることはしゃべり続ける
9種は興味のないことにはまったく力を注ぎませんが、一念発起するとものすごい力を発揮します。これもMIS.Wの人に多そうですね。コミュニケーション、チームでの協力が苦手で、上手く手を抜けない完璧主義なのでたとえ大きなタスクでも全て一人でやろうとします。お金を稼ぐことより一つのことをずっと極めるのが好きで、手先も器用な人が多いので職人や専門職に向いています。あと服装にあまりこだわりが無く、ずっと同じ服を着てたりします(3種や5種からは引かれる)。ちなみに生殖器の働きが活発で性欲が強いらしいです。
ちなみに僕は完っっっ全に9種で、初めて9種体癖の説明を読んだ時に「え...?なんで俺のこと書いてんの...?」って思いました。それぐらいド9種です(っていうかそれがきっかけで「これおもしれー!」となり体癖論にハマりました)。体癖論とかいうマニアックなものにハマって、しかもこうして長文で紹介してるあたりマジで9種だなぁって思います。
9種は骨盤が狭く前から見ると細いけど、横から見ると、腰がそり気味でお尻が出ています。また体全体も引き締まって細く、眼光が鋭く、顔のパーツが中心に寄っている求心顔をしているらしいです。
世話好きの親分、10種
以下に当てはまる人は10種体癖だと思われます。
・おおらかで包容力がある、お母さんタイプ
・世話好き
・フレンドリーで人気者になりやすい
・落ち込んでもしばらくすると立ち直る
・身内(友達)の悪口を言われるのが絶対に許せない
・どこか抜けていて、おっちょこちょいな部分もある
10種は一言で言えば親分。とにかく他人をかわいがろう、保護しようとするので、10種との人間関係では遠慮なくその人の懐に飛び込むといいでしょう。道端に捨てられている猫とかも躊躇なく拾おうとします。ただし10種の女性がダメ男と付き合ってしまうと、依存されてしまうので注意。保育園・幼稚園の先生やベビーシッター、あとはスナックのママや飲食店の大将・女将さんに向いています。単純作業がそれほど苦手でないこともあり、工場などで働く人もいます。
体の特徴としては、骨盤が閉まりやすくて痩せやすい9種と違って、10種は骨盤が開きやすく太りやすいです。女性だと安産なことが多いらしいですね。あと顔のパーツも9種とは逆に広がってる人が多いです。
9種、10種は体の右斜め前から左斜め後ろに気が流れ、「開閉型」と呼ばれています。
おわりに
あなたは何種体癖だったでしょうか?
ちなみに僕は9種+2種+6種 だと(自分では)思ってます。
まぁ正直僕もあんまりちゃんと理解していないので(←おい)本物の専門家が見たら色々突っ込まれそうではありますが、こんなのもあるんだな~と思っておいてくれればありがたいです。最後まで読んでくださってありがとうございました!
明日は56代の こやみ さんで、「アルバムをリリースしてみよう」です!お楽しみに!